ー博士後期課程ー

カリキュラム・ポリシー

(教育課程編成・実施の方針)

  1. 博士学位論文の作成等に対し、高度な専門性に裏付けされた研究指導を中心とした教育課程を編成し、自らの科学的探究心や独創性を培い高度な専門性を育みます。
  2. 博士課程での研究活動を通して、自律的な研究活動を支援します。
  3. 特講や演習にあたる科目を履修して、国際的水準の専門的知識を修得します。
  4. 入学後も就労を継続する社会人のために、研究指導を平日夜間、土曜日にも受けられます。
  5. 博士学位課程の進捗状況の確認および、博士学位論文の水準を担保し、審査の透明性を確保するために中間発表および予備審査制度を導入します。
  6. 国際水準の研究活動を行うために、海外での研修や研究交流会を実施、推奨します。

履修スケジュール例

博士後期課程では、看護の知の財産となる普遍的なエビデンスにつながるような研究を目指します。

指導教員の指導のもと、ゼミで他院生とのディスカッションを重ねながら、博士論文のテーマを決め、研究計画を立てていきます。

研究テーマの絞り込み、具体的な計画を立てる過程においては、国内外の研究論文を、看護のみならず他の学問領域も含めて精読します。

指導教員に助言をもらいながら研究計画を立てて倫理審査を受けます。

2年次6月に研究テーマと方法について中間報告会で看護科学コース全体の教員の助言をもらいます。

3年次9月の予備審査において、当該の研究で博士論文執筆が許可されれば本論文の執筆を始めます。

本論文が完成し、主たる内容が英語論文として学術誌に公表(採択)されたら本審査を受け、合格すれば博士(看護学)が授与されます。

ディプロマ・ポリシー

(修了認定・学位授与の方針)

◎育成する人材像(教育目標)

科学的論理性と倫理性・人間性に富み、国際的視野と高度な専門性を持ち、独創性と自律性を持って保健学研究および保健医療を牽引する人を育てます。

◎卒業・修了判定時に課している基準(必要要件)

原則として3年以上在学し、所定の授業科目を8単位以上修得し、主論文を提出して最終試験に合格する必要があります。教育目標と基準に沿った資質・能力を満たした者に修了を認め、博士の学位を授けます。科学的論理性と倫理性・人間性に富み、高度の専門性、独創性と自律性を持って保健学研究および保健医療を牽引できることを要件とします。

◎博士学位論文の審査基準

博士課程で作成された主論文が、査読制度のある優れた国際的な専門学術雑誌へ筆頭著者として掲載(受理)されること、さらに論文の内容及びこれに関連ある専門分野の学識、及び研究者として自立して研究活動を行い、またはその他の高度に専門的な業務に従事するに必要な高度の研究能力について、本研究科等の複数の教員から構成される学位審査委員会により、公開予備審査会によって国際的な標準性を踏まえて客観的かつ厳正に審査します。

error: Content is protected !!コンテンツは保護されています!!記事・画像のコピーは厳禁です。