高度実践看護開発学
Nursing for Advanced Practice
名古屋大学 高度実践看護開発学講座では、成人期にある患者とその家族への看護や精神疾患を抱える患者の看護について幅広く研究に取り組んでいます。
また、大学院前期課程ではがん看護専門看護師養成教育を行い、臨床実践者と研究者を橋渡しできる研究能力を備えた専門看護師の養成を目指しています。
【成人看護学】
成人期は、社会の一員として就労し、新たな家族や友人関係を育み、新たな役割や仕事を確立していく年代です。成人期にある人の健康課題について、発達課題を踏まえ、身体的・心理的・社会的情報から包括的にアセスメントし、 その人らしい生活の実現のために健康の回復の援助やセルフケアを伴う社会生活を支える看護実践を学びます。
また、大学院ではがん看護専門看護師養成も行っています。「勇気ある知識人」として、高度な知識・技能、主体的な創造性、立ち向かう探究心を併せ持ち、臨床実践者と研究者を橋渡しできる研究能力を備えた専門看護師の養成を目指しています。
【精神看護学】
精神看護学では、精神疾患を抱えた方だけでなく、あらゆる精神的援助を必要とする方を対象に、精神的な健康を維持・向上するための援助方法について学びます。また、援助者自身が精神的健康を維持するための方法についても学びます。
～指導教員紹介～
教授 佐藤一樹
緩和ケアの質の評価として、ビッグデータの解析やアンケート調査でのQOL評価などに取り組んでいます。また、臨床で活躍する専門看護師との共同研究も積極的に行っています。ゼミの強みは、自由に発言できる雰囲気や専門看護師の大学院生がいることでの臨床的洞察力です。是非お気軽にお問合せください。
≪研究キーワード≫
緩和ケア、終末期ケア、がん看護、質評価、ビッグデータ
≪連絡先≫
佐藤一樹 sato.kazuki.s6.at.f.mail.nagoya-u.ac.jp
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※メールの件名は「大学院進学希望」などわかりやすい件名としてください。
講師 杉村鮎美
呼吸困難を始めとするがん患者の苦痛症状、看取り、苦痛緩和のための鎮静に関するより良い看護支援を開発するために、インタビュー調査やアンケート調査、介入研究に取り組んでおります。臨床のジェネラリストや専門看護師らと協働しながら、臨床のもやもやを少しでも解決できる取り組みを目指しています。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
≪研究キーワード≫
がん看護、症状マネジメント、緩和ケア、看取りケア
≪連絡先≫
杉村鮎美 sugimura.ayumi.e4.at.f.mail.nagoya-u.ac.jp
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講師 石田京子
原発不明がんを含む希少がんに関する実態調査、がん患者および家族の診断前〜治療期に関する看護支援を開発するために、質的研究、量的研究、介入研究に取り組んでいます。がん看護専門看護師の臨床経験をもつ経歴を活かし、がん看護専門看護師の養成とともに、がん看護の臨床に貢献できるような研究や取り組みを目指しています。是非、一緒に学びませんか？ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
≪研究キーワード≫
がん看護、診断期ケア、緩和ケア実践、がん患者の看護面談
≪連絡先≫
石田京子 ishida.kyouko.w0.at.f.mail.nagoya-u.ac.jp
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講師 牧茂義
統合失調症をもつ当事者が希望をもって生活することを支える看護や、障害とうまく付き合っていくことを支える看護を開発する研究を行っています。精神医療福祉領域で働く看護師や統合失調症をもつ当事者、その家族を対象にして、インタビューやアンケート調査、介入研究に取り組んでいます。精神医療福祉の現場で活用できるツールを開発することを目指しています。是非お気軽にお問合わせください。
≪研究キーワード≫
精神看護、統合失調症、リカバリー、病識
≪連絡先≫
牧茂義 maki.shigeyoshi.y1.at.f.mail.nagoya-u.ac.jp
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※メールの件名は「大学院進学希望」などわかりやすい件名としてください。